2016年05月17日

イッピン「モダンで精緻!“文様の美”写す紙・伊勢型紙」

5月26日、27日に、
伊勢志摩サミット」が開催されました。





「伊勢型紙」とは、
三重県鈴鹿市で作られる
友禅、ゆかた、小紋などの
柄や文様を
着物の生地を染めるのに
用いるもので、
千有余年の歴史を誇る
伝統的工芸品です。


和紙を加工した紙(渋紙)に、
彫刻刀で
きものの文様や図柄を
丹念に彫り抜いたものです。


昭和30年2月、
伊勢型紙が持つ
高度の技術に対して
以下の方々が
「人間国宝」に指定されています。

 ・ 六谷紀久男 (錐彫り)
 ・ 児玉博   (縞彫り)
 ・ 南部芳松  (突彫り)
 ・ 中島秀吉  (道具彫り)
 ・ 中村勇二郎 (道具彫り)
 ・ 城之口みゑ (糸入れ)
(残念ながら、
 現在では生存されている方はおられません。)



昭和58年4月には、
通商産業大臣より
「伝統的工芸品(用具)」の指定を
受けました。

平成5年には、
「伊勢型紙技術保存会」が
伊勢型紙の
重要無形文化財保持団体として
認定されました。




そして現在、
伊勢型紙の特性を生かして、
他の分野への応用が
図られています。

例えば、
夜を素敵に演出する
「ライトスタンド」。
表面に刻まれた花や木々の
繊細な文様の美しさが
評判を呼んでいます。


日本間の
襖や建具や障子などに
装飾をしたり、


アクセサリーなど、
おしゃれアイテムとして
表舞台に登場しています。


紀尾井町に
「伊勢型紙美術館」があります。

紀尾井アートギャラリー

伊勢型紙美術館

 ・住所:東京都千代田区紀尾井町3-32
 ・電話:03-3265-4001

三重県鈴鹿市には
「伊勢型紙資料館」があります。

伊勢型紙資料館

 ・鈴鹿市
 ・住所:三重県鈴鹿市白子本町21-30
 ・電話:059-368-0240




ところで、
「伊勢志摩サミット」では、
「伊賀牛」が出るそうです。
と〜っても美味だそうで、
これから人気が出るかもしれませんね。


posted by ぽっぷらいと at 17:13| 美の壺・イッピン・工芸品・手芸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする